肺炎球菌感染症-どうしたらいいの?

監修: 慶應義塾大学医学部感染制御センター 教授 岩田敏先生

子どもの肺炎球菌感染症には、小児用肺炎球菌ワクチン

子どもの肺炎球菌感染症は、小児用肺炎球菌ワクチンで予防できます。小児用肺炎球菌ワクチンは2010年現在100カ国近くで取り入れられ、定期接種をしている国では細菌性髄膜炎などの重い感染症の発症率が下がりました。


定期接種開始前と開始後の発症率の比較(アメリカ)

定期接種開始前と開始後の発症率の比較(アメリカ)

MMWR 2008 57(06) 144-148より作図


2007年に、WHO(世界保健機関)は小児用肺炎球菌ワクチンを世界中で定期接種とするように推奨を出しました。それだけ先進国・発展途上国を問わず各国で肺炎球菌による病気の被害が多いためです。

小さな子どもは肺炎球菌に対して抵抗力をもっていませんが、小児用肺炎球菌ワクチンを接種すると抵抗力ができるようになるので、一番この病気にかかりやすい年齢の間、肺炎球菌からお子さんを守ってあげることができます。