子どもの健康とワクチンに関する基礎知識

生後2か月

監修:川崎医科大学小児科学 中野貴司先生

生後2か月を過ぎると、母親からもらった抗体(免疫)が減少し、さまざまな感染症にかかりはじめます。肺炎球菌やヒブ(インフルエンザ菌b型:Hib)による細菌性髄膜炎の発症が2~3か月児からみられるのはこのためです。細菌性髄膜炎は、赤ちゃんが自分で免疫がうまく作れるようになる2~3歳までの間、とくに0歳代で発症が多い病気です。

 

確かにまだか弱い0歳児に注射は痛そう、かわいそうと思えるかも知れませんが、免疫力の低い時こそ、ワクチンの力を借りて、免疫をつけてあげる必要があるのです。そして、小児用肺炎球菌ワクチンやヒブワクチンは、生後2か月から接種することができるのです。