子どもの健康とワクチンに関する基礎知識

副反応

監修:川崎医科大学小児科学 中野貴司先生

ワクチンを接種した際に副次的に起こるからだに有害な反応のこと。薬の場合は副作用といいますが、ワクチンでは副反応といいます。予防接種後、接種した部位が赤くなったり、熱が出たりなどが、一般的によく認められるワクチンの副反応です。まれには、アナフィラキシー(ワクチンが体質に合わずに、アレルギー反応などにより呼吸困難やショックなどの強い症状がでること)という重い症状が起こることもありますが、そのほとんどは接種直後に出現します。したがって、接種後30分は、医療機関内など連絡のつきやすいところにいるようにしてください。

 

ポリオ、麻疹などの生ワクチンでは、接種後にその病気に似た症状がでることがあります。ポリオ生ワクチンの場合、数百万回接種につき1回というまれな頻度ですが、ポリオ(小児まひ)類似のまひの症状が出ます。小児用肺炎球菌ワクチンやヒブワクチンのような不活化ワクチンでは、そのようなことはありません。