子どもの成長と病気の関係

監修:聖路加国際病院 小児総合医療センター 細谷亮太 先生

1歳

  • 0~2か月
  • 3~6か月
  • 7~12か月
  • 1歳
  • 2歳以降
この時期の子どものからだ

1歳になると、自分で病気と戦う力(免疫)もだいぶレベルアップしてきますが、大人と同じレベルになるのはまだまだ先。
この時期の子どもは、具合が悪くてもまだ上手に自分の状態を伝えられないので、日ごろから様子をしっかり観察しておきましょう。

この時期に気をつけたい病気や症状

より行動範囲が広がり、ほかの子どもと接する機会が増えるにつれ、ウイルスや菌をもらうことも多くなり、かぜをひいたり、病気になる可能性も高くなります。
麻疹(はしか)や水ぼうそう、おたふくかぜは予防接種で予防できるので、1歳になったら早めに受けるとよいでしょう。はしかは重大な病気と知られていますが、おたふくかぜや水ぼうそうも決して軽い病気ではなく、死にいたったり、脳炎や難聴などが起こる重大な病気です。

この時期から受けられる予防接種

【定期接種】 ※決められた期間内であれば費用は国などが負担

  • ・麻疹・風疹混合〈MR〉(1歳から)

【任意接種】 ※費用は自己負担(地方自治体によっては費用助成が受けられるワクチンがあります)

  • ・おたふくかぜ(1歳から)
  • ・水ぼうそう(1歳から)

【追加接種】

  • ・DPT、ヒブ、小児用肺炎球菌

※予防接種について、くわしくは「予防接種はお母さん・お父さんの味方」

Column 毎日のごはん、子どもは“ちょうど”を知っています

離乳食を食べるようになると気になるのが、子どもの食べる量。でも、子どもは自分に“ちょうど”の量をちゃんと知っているものです。子どもの食欲には個人差があるので、お母さんが思っているように食べなくても、元気にきげんよく動きまわっていれば心配しなくて大丈夫です。ムリに毎日たくさん食べさせようとするよりも、食事の時間が楽しいと感じられるような工夫をしてあげましょう。食事のバランスは注意が必要ですが、量は本人にまかせましょう。ムラ食いはあたり前のことです。